どうも、「発達障害児の親による発達障害児の親のためのサイト」管理人のいけともです。
突然ですが、発達障害児の生活は乱れがちですよね。
片付けができず部屋がちらかる、好きなゲームをやり続ける、など・・・。
それを注意しても直らないどころか、パニックを起こす・・・。
それを改善させる方法を紹介します。
目次
1.あおの以前の生活
我が家の発達障害児あおも、以前はそうでした。
- DSは10分を1日3回と決めているが、10分で終わらない
- ダラダラ過ごし宿題が終わるのが遅くなり、寝るのも遅くなる
それだけならまだいいのですが、それを妻や私が注意すると過剰に反応しプチパニックとなります。
「あ~、怒っているの!?」
「わたし引っ越す!」
「ごめんなさい!」
「今度からそうしないねー!!」
文字で書くとあんまりピンとこないかもしれませんが、こうなるともう何を言ってもダメで、お互いのイライラが限界に達します・・・。
そこで、妻が対策を考えました。
2.スケジュールの明確化
以下の記事でも紹介した我が家で使っていたスケジュールをもっと具体的な物を用意しました。
それがこれ。
すると、効果抜群!だったそうです。
やっぱりあおは視覚から入るのね、と。
宿題も予定の時間に終われました。
今までも親が「いまやっておくと後が楽だよ」と言っていましたが、それを聞いてもピンと来なかったんでしょうね。
DSも不満そうながらも10分で終われたそうです。
毎日これを作るのは大変なので、習慣化させるかもう少し簡素化させるかは、今後考えていきたいと思います。
3.片付け場所の明確化
あおは学校から帰ってくると、ランドセルとか何でも玄関に置きっぱなしにします・・・。
今まではそれを全部妻が片付けていたのですが、何とか本人にやらせられないか考えました。
片付けの手順と片付ける場所を視覚化したのです。
玄関に片付けの手順を置いておく。
ヘルメットを置く場所はここ。
通学バッグを置く場所はここ。
ランドセルを置く場所はここ。
連絡袋を置く場所はここ。
水筒を置く場所はここ。
着替えも今までは脱ぎっぱなしだったのが、手順に加えることでハンガーに掛けるようになりました!
手洗い、うがいは今までも完璧。
妻の負担が格段に減ったそうです。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
スケジュールの明確化と片付け場所の明確化、これはTEACCHの構造化の実践と言えます。
だらしないと思われがちな発達障害児ですが、指示が明確で分かりやすいと完璧にこなすことができますね。
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