どうも、「発達障害児の親による発達障害児の親のためのサイト」管理人のいけともです。
実は、本業はシステムエンジニアです。
先日受けたシステム監査技術者の合格発表があり、合格しました!
今までの経験を踏まえ、「最少の努力で情報処理技術者試験に合格する方法」を書きたいと思います。
長くなったので、3回に分けますね。
目次
0.はじめに
システムエンジニアを職業としているのであれば、その間情報処理技術者試験を受け続けるのは当たり前だと考えます。
だって、プロなんだから。
というわけで、私も社会人になってほぼ毎回(最近は春のみ)受験しているのですが、それは相当なエネルギーが必要になります。
試験の当日は一日潰れるし、前日も勉強のため潰れます。
全く歯が立たないという状況を回避するためには、多少の勉強を継続する必要があります。
毎日一時間勉強すれば合格する確率は確実に上昇しますが、それを何十年と継続するのは不可能です。
だって私たちは試験に合格するために生きているわけではないのだから。
恋愛して、結婚して、子供たちを育てていかないといけないのだから。
だからこそ、「最小限の努力」で「試験に合格する」必要があります。
私が過去合格した試験は、以下になります。
- 第二種情報処理技術者(現基本情報処理技術者)
- ソフトウェア開発技術者(現応用情報処理技術者)
- テクニカルエンジニア(ネットワーク)(現ネットワークスペシャリスト)
- テクニカルエンジニア(システム管理)(現ITサービスマネージャ)
- 情報セキュリティアドミニストレータ(現情報処理安全確保支援士)
- システム監査技術者
どうでもいいですが、ITパスポートも持っています。
高度試験に4つ合格しているのは、どこの会社でもそうそういないでしょう。
もしかすると大企業では珍しくないかもしれませんが、決して恥ずかしくないレベルだと自負しています。
では、「最少の努力で情報処理技術者試験に合格する方法」に入りましょう。
1.試験区分を知る
「最少の努力で情報処理技術者試験に合格する方法」の第1ステップは「試験区分を知る」ということです。
「なんだ」と思われた方もいるかもしれませんが、まずこれを知っておかないと話になりません。
まず、基本情報をとって、次に応用情報、そして高度にチャレンジとなると思いますが、一つ試験に合格して「じゃあ次は何にしようか」となるのではなく、「よし、次はこれだな」とその時点で次の目標が明確になっているのが望ましいです。
合格してから「次は何にしよう」と考えていると、その分勉強期間が短くなりますよね。
一つの試験が終わってからすぐ次の勉強をスタートするのは難しいですが、結果が出たらすぐに動けるとその分早く勉強を開始できます。
全ての試験区分に合格するなんて強者もいますが、現実的には従事している仕事で試験区分は変わってきます。
開発系のSEであれば、データベーススペシャリスト、ITアーキテクト。
運用系のSEであれば、ネットワークスペシャリスト、ITサービスマネージャ。
セキュリティは、どちらでも関係してきますね。
次の次に受験する試験区分くらいまでは決めておくのが望ましいですね。
そうしておけば、一つの試験に合格しても、それが単なる通過点になります。
SEをやっている限り情報処理技術者試験にチャレンジしていくことになると思うので、一つの合格は通過点である必要があります。
たった一つの合格をゴールとしておくと、自分の中で次の試験を受けるモチベーションが保てなくなってきますよね。
2.試験に申込む
「最少の努力で情報処理技術者試験に合格する方法」の第2ステップは、「試験に申し込む」ことです。
またまた、「なんだ!」と思われるかもしれませんが、これがなかなかできないことです。
色んな「申込みしない理由」を考えてしまうのです。
申込みは試験の2ヶ月程前に締め切られるのですが、何か予定が入るかもしれないとか。
違います。
情報処理技術者試験は4月の第3日曜日と10月の第3日曜日と決まっているのだから、逆にその日には予定を入れないようにするのです。
結婚式の予定が入ってしまったらどうするのか?
それは仕方ないですね。
例え申込み済みだったとしても、諦めて結婚式に出席しましょう。
今回は受からないだろうから、受験費用がもったいないとか。
違います。
情報処理技術者試験は1回の受験で合格とかありえません。
継続して受験することで、そのうち合格するものです。
毎日1~2時間の勉強をすれば1回で合格するかもしれませんが、それは「最少の努力」ではないですね。
しかもそれを何年も続けることはできません。
何のために生きてるんだって話になります。
要は「4月と10月は情報処理技術者試験を受ける」というのを、毎年のルーチーンにしてしまえばいいだけです。
そうすれば、いちいち「予定が」とか「もったいない」とか考えることがなくなります。
毎年2回も受験費用を払うのが「もったいない」と思う人もいるかもしれませんが、情報処理技術者の受験費用(5,700円)は安いと思いますよ。
他のベンダー試験は10,000円を超えるものがザラ。
それでいて客観的に最も評価されるのが情報処理技術者試験なのだから。
(以前は5,100円だったんですがね・・・)
受験費用を負担してくれる会社もありますね。
面倒くさがらずにそういう制度も積極的に利用しましょう。
「1回だけ」とか「合格したときだけ」というセコイ会社もありますが、合格したら堂々と申請しましょう。
「何を受験するか決めたら、とにかく申し込む!」ということですね。
中編では、具体的な対策の方法を書いています。
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