前回、発達障害児の親が成長する方法として、「なりたい自分になる」ということを書きました。
その中で、「目標設定」をして「手段決定」をして「実践・行動」することが大事だと書きました。
しかし、「実践・行動」するための「モチベーションを維持できない」という話をよく聞きます。
例えば、ダイエットをしようとして、毎日ウォーキングを始めたが続かない・・・とか、1日の摂取カロリーを1,800kcal以下にしようとしたのに続かない・・・とか。
他にも資格取得の勉強を始めたのに続かない・・・、とか。
何故、決意したことが続けられないのでしょうか?
目次
1.モチベーションは必要ない?
で、「モチベーションを維持できない」となるのですが、はっきりいってモチベーションがどうとか言ってる時点で続けることはできません!
人は「変わりたい」とか「変わらなきゃいけない」とは思っていても、心のどこかで「今のままでいい」という安定志向のようなものがあります。
「変わることによって、何かを失うんじゃないか」とか「今の生活ができなくなるんじゃないか」という感情が無意識のうちに働き、今の環境に留まろうとしてしまうのです。
まぁ、あと単純に楽な方へ流されるといったこともありますね。
「明日から」という都合の良い言い訳をして。
だから、「ダイエットをする!」とか「資格を取得する!」といった決意もいつもの間にか忘れ去られてしまうのです。
じゃあどうすればよいのでしょうか?
2.決意したことを続けるたった2つの方法
決意したことを続けるには、下記どちらかの方法しかありません。
① 習慣(ルーティーン)にする
② 必要なことにする
例えば、毎日の食事や歯磨きをするのに、「モチベーションが・・・」って言ってる人はいませんよね?
それは、食事は「必要なこと」だし、歯磨きも「必要なこと」だし「習慣」になっているからです。
つまり、決意したことをこのどちらかに当てはめればいいだけです。
「毎日ウォーキングをする」と決めたのであれば、「できる時間にやる」ではなくて、やる時間を決めてそれを習慣にするのです。
朝起きてすぐでもいいし、仕事が終わった後でもいい。
「よし、やるぞ!」なんて全然思わなくてもいいので、毎日習慣としてやるのです。
歯磨きと同じように。
「1日の摂取カロリーを1,800kcal以下にする」ことは、ダイエットに必要なことです。
ただこれを一生やるのは「何のために生きてるんだ?」という話になるので、ダイエットの標準的な期間(2ヶ月)は「必要なこと」として、実践するのです。
飲みに行ったとき、自分にご褒美したいときは仕方ないかもしれませんが、「必要なこと」として次の日からまた実践するのです。
「資格取得の勉強をする」と決めたのなら、それを習慣にするのです。
朝起きて勉強するでもいいし、通勤時間帯に勉強するでもいいです。
「今日はスマホ・・・」ではなく、勉強を習慣化するのです。
でもこれも一生続けるのはちょっと・・・ですよね。
だから、試験日までは「必要なこと」として実践しましょう。
それまでは、「今日はちょっと・・・」はなしです。
やるべきこと、やると決めたことは「習慣」か「必要なこと」にしてしまってそれをやり続ければ、モチベーションのことを考えることはなくなりますよ。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
「頑張ってやろう」と思うから大変だと思うし、「できるときにやろう」と思うからできないのです。
「習慣」か「必要なこと」に当てはまれば、そんなことを考えなくてもできるのです。
歯磨きのようにルーティーンに組み込んで、日々実践していきましょう!
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