どうも、「発達障害児の親による発達障害児の親のためのサイト」管理人のいけともです。
発達障害の特性と言ってはそれまでですが、発達障害児のこだわりやおとなしくしていられない姿には苦労しますよね。
我が家の発達障害児あおを見ていて、そういう特性にも理由があるんじゃないかと気づいたことがあったので、シェアします。
目次
1.発達障害児のこだわりには全て理由がある
「発達障害児がいても楽しく生きる!子ども達とウォーキング」で書きましたが、早くお昼ご飯にしたいあかに対して、あおは何故か「ウォーキングが終わってから!」と言っていました。
ウォーキングの中間地点あたりで行くと、時間的にも休憩という意味でもちょうどいいので、早く行きたがるあかにも、何故か終わってからというあおにも、正直面倒くさいなぁと思っていました。
前半は国道近くを通るのでファミレスがいくつかあるのですが、後半はあまりお店がない所を歩くので、タブレットで検索してラーメン屋さんを見つけました。
「子連れでも大丈夫」という口コミもあったので、「お昼はラーメン屋さんに行くか?」と聞いてみると、あかは「行くー!」
あおは、「ウォーキングの途中でごはん食べていいの?」と聞いてきたので、「もちろん、いいよ」と答えると、「やっぱりラーメン屋さん行く!」と言いました。
その時ハッと思ったのですが、あおは「ウォーキングの途中にご飯を食べてはいけない」というか、「ウォーキングの途中に他の事をしてはいけない」という思い込みがあったのでは、と。
以前毎月第一土曜日はリトミックに通っていて、リトミックの後に回転寿司に行くのが決まりになっていましたが、当然リトミックが終わってから回転寿司に行きます。
そのためかどうかは謎ですが、「ご飯はウォーキングが終わってから!」というこだわりは単なるわがままではなくて、「ウォーキングが終わるまで他の事はしてはいけない」と思い込んでいただけではないかと。
なので「ウォーキングの途中に他の事をしてもよい」と伝えることで、そのこだわりをなくすことができたのかな、と。
それ以外のこだわりについても原因を考えて、本人が思い込んでいる通りにしなくてもいいんだよ、と伝えて納得させることにより、消去することができるのでは、と考えました。
今後あおのこだわりが出た時には、これを意識してやってみようと思いました。
2.おとなしくしてられない=考え事が苦手?
あおは出掛けるときは、大体ゲームをやってます。
車のときも電車のときも。
それは、「おとなしくしてられない」のが原因です。
常に何かをしていないと気が済まないようですが、車でも電車でもできることは限られますよね。
大体お菓子を食べ終わると、まだ着かないのかと機嫌が悪くなります。
そうなると、声も大きくなり荒れてくるので、電車では周りの迷惑になります。
車でも延々と大声やため息を聞かされるので、周りのイライラがたまります。
それで、よくないとは思いつつゲームをやらせてしまうんですよね。
(電車では本、車ではしりとり等もできるだけやりますよ)
先日、あおとあかと三人で電車に乗ったときのこと。
あおは、いつものようにゲームをやります。
あかも何かゲームをやりたがったのですが、私のガラケーのアプリはつまらなくてやめてしまい、その後私がついついそのアプリをやってる間(よくないですね)、あかは一人でおとなしくしてました。
外をずっと見てるわけでもなく、外や車内をぼんやり眺めている感じです。
考え事でもしてるのかなぁと思って、その時ハッと気づきました。
あおは(発達障害児は)考え事をしないのかなと。
私たちは、よくやりますよね。
昔のことを思い出したり、未来のことを考えてみたり。
そう思うと、考え事をしないというよりも、苦手なのかなと思います。
発達障害者は過去の嫌なことがフラッシュバックのように蘇ることがあるらしく、そうなるとパニックになってしまいます。
嫌なことだけでなく、楽しかったことも蘇ることがあるらしく、一人で「グフフッ」とか「ギャハハッ」とか、周りから見ると不気味な思い出し笑いをすることもあります。
ぼーっと考え事をすることができないのかな、と思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
発達障害児の「こだわり」と「おとなしくしていられない」という特性について、それにも理由があるのではと考えてみました。
その他の特性についても、もしかすると明確な理由があるのかもしれませんね。
もしそうであればその理由を解消することにより、発達障害児の特性を改善させることができるかもしれません。
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