あおとの思い出|一年生を迎える会であおのことを話した日




※これは2012年3月18日の日記です。

今日は子供会の1年生を迎える会に行った。

基本的には子供だけ行くんだけど、あおには無理なのと他の子供達に説明するために俺も一緒に行った。

一人ずつ名前と好きな食べ物を言うんだけど、あおは 「いけあおです。好きな食べ物はチョコです。」と言った。

事前に何も話してないし心配してたけど、やるじゃん!

チョコなんて誰も言っていないのに、あおなりに考えているんだな。

恥ずかしがってなかなか言えない子もいたのに、たいしたもんだ。

前の子が終わってから、言うタイミングも計ってたし。

その後少し話す時間をもらって子供達に話した。

考えがまとまってなかったのもあって、あまりうまく言えなかったかな。

でもあんなもんだろう。

子供相手だし、あんまり長く話してもよくないだろうからね。

あおはおしゃべりが苦手だったりするので、特別支援級に行くこと。

おしゃべりが苦手なので、話しかけられてもうまく答えられないことがあるけど、大目に見てほしいこと。

でもたまごっちやプリキュアが好きで基本的にはみんなと変わらないと思うので、仲良くやっていきたいと思ってること。

しばらくは母親が送り迎えをするけど、学校に慣れてきたらみんなと一緒にバスで通学するようにするのでお願いします、と。

あおがどの子か分かるように、あおの所へ行ってわざわざ立たせて話したけど、あおはどんな思いで聞いていたんだろう?

家に帰ってきたあと、「おしゃべり」とつぶやいたんだけど、気にしてしまったのだろうか?

会が始まる前にあおと同級生の男の子3人と、くすぐりあいみたいなことをして遊んだ。

子供と遊ぶのは嫌いじゃないんだけど、子供はしつこい(言葉悪いけど)のと髪を本気で引っ張ってきたりするので、いい加減に切り上げたいと思ったのだけど、俺があおの周りの子供達と遊ぶことで少しでもあおがその子達とうまくやっていけるならと思い、ずっと遊んでた。

4年生、5年生の女の子達とは祭りで顔なじみになっているので、「あー、いけ!」と言われた。

俺がその子達と遊ぶことで、少しでもその子達があおのことを気にかけてくれるようになるなら、喜んで遊ぼう。

全ての子供達にあおと仲良くなってほしいなんて思わない。

あおの面倒を見てくれる子に責任を負わせようなんて思わない。

でも、あおと仲良くしてくれる子ができたり、上級生であおの面倒を見てくれる子ができて、安心してバスに乗せられたらいいなと思う。

俺とあおは(もちろん嫁さんとあかも)この街で暮らしていく。

あおがこの街に受け入れられていくよう、楽しく暮らしていけるように俺は努力しよう。

仕事どころではない、もっとあおのことを考えたい、もっと頭を使わない仕事をしたいとは思うけど、何でもしてあげられるように今の収入は維持しなきゃとも思う。

あおにとっては、生きづらい世界だろう。

でもあおが毎日楽しく過ごせ、生まれてきてよかったと思ってくれる、そうなるためには俺はどんなことにも我慢し、何だってする。

中島みゆきの歌ではないが、あおが笑ってくれるなら俺は悪にでもなる。

普通学級の方がよい?特別支援学級を下に見るんじゃない!








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