どうも、「発達障害児の親による発達障害児の親のためのサイト」管理人のいけともです。
発達障害の特徴の一つに、感覚過敏があります。
触角過敏、味覚過敏、嗅覚過敏、聴覚過敏、などなど。
ほとんどの人には何でもないことでも、痛かったり、辛かったり、くさかったり、うるさかったり、不快だったり。
例えばよくあるのは赤ちゃんの泣き声が苦手ということ。
周りの人は赤ちゃんなら仕方ないと思うのですが、それよりも大きな子がパニックになり泣きわめいているのは理解ができず、白い目で見られてしまうということがあります。
親にとっては、耐えがたいことですよね。
我が家の発達障害児あおにも感覚過敏があり、それをまとめてみました。
目次
1.愛用のイヤーマフ
うちのあおは特に聴覚過敏があり、運動会のピストルの音がダメです。
幼稚園の頃は自分で耳をふさいでいたり、先生にふさいでもらったりしていました。
そして小学校からは、学校の先生から教えてもらったイヤーマフをしています。
イヤーマフは消音用の耳あてのことです。
初めに使ってたのは、これですね。
非常に目立つので、みんなから「何だあれ?」と思われているかもしれませんが、どこにいるかすぐに分かるし、何よりあおが不快でないということが大事なので、よしとしています。
あとは風船が割れる音もダメ。
家で遊んでいて、妹や甥っ子が割っちゃったりすると、パニックになってしまいます。
これはかわいそうですが、なかなか予想ができないので難しいです。
他は、小さい子の声がダメですね。
ファミレスなどで小さい子の泣き声や叫び声がするとイヤーマフに加え耳栓もしますが、どうしても我慢できなくて荒れてしまいます。
これは成長するにつれひどくなってきて、最近は小さい子の来る店には行かないようにしています。
2.小学5年生になって爪切りで爪を切れるようになった
発達障害者には、爪切りが苦手な人が多いようですね。
「パチン」という音が痛そうで嫌とか、本当に痛くて嫌とか。
うちのあおもずっと爪切りができませんでした。
赤ちゃんの頃は、他の子と同様ベビー用の爪切りで妻が切っていました。
幼稚園から小学2年生の頃は、爪噛みをして殆ど切らず・・・。
小学3年生になって、またベビー用(ハサミ型)で妻が切り始めました。
しかし、風呂上がりに爪が柔らかくなっている時限定・・・。
それでも、切らせてくれた時は嫁さんは感動してました。
そして、あおの妹のあかが初めて普通の爪切りを使ったときに、妻があおに声掛けしたところ、やっと切ることができました。
妻は、泣いて喜んでいましたよ・・・。
あかは、興味深そうに妻を見ていました。
あおは嬉し泣きというのを知らないのか、「お母さん、泣いちゃダメ!」と言ってました。
健常児より苦労が多いのは事実。
でも、喜びもその分多いのだと思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言で発達障害児の感覚過敏といっても、克服できるもの、できないものがありますね。
我が家のあおにとっては、爪切りは克服でき、ピストルの音もイヤーマフがあれば耐えれるようになりました。
弟や妹ができるようになると、本人もやってみようという気持ちが起きることもあるようですね。
弟や妹がいなくても、お友達ができていると刺激を受けるかもしれません。
どうしてもダメなことは、できるだけ避けるしかないですね。
我が家の場合、小さい子がいる場所へは行かない。
居合わせた場合は、その場を離れる。
「慣れる」とか「我慢する」というのは現実無理なので、それしかないということです。
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